NPO法人認知症フレンドシップクラブが主催している「RUN伴」。これは認知症の方、その家族、支援者の方達をタスキで繋いでいく目的で行われているイベントです。今年もRUN伴2019~Connecting the dots! (点と点をつなぐ)~と題して行われており、ここ帯広では8月3日に行われました。普仁会では、毎年参加している職員を応援して参りましたが、今年初めて「走ってみたい!」と手を挙げてくれた職員3名が、普仁会単独チームとして参加してくれました。
当日の気温は34℃を超えて、ランナーの走路はアスファルトの照り返しできっと40℃くらいに達していたと思います。正面玄関に陣取った入居者と職員の応援団は、固唾をのんでランナーが現れるのを待ち続けました。。。
来た!住宅街をすり抜けて、予想より早いペースでグングン近づいてくる3人。あっという間に正面玄関でゴールテープを切りました。が、実はここで終わりません。次のランナーへの中継地点に設定されているのは、隣接しているデイサービスセンター。ですので、ここからまた走ります。またいいペースで姿が見えなくなっていき、、、、数分後。またランナー達が走って戻ってくるではありませんか。聞けば、外に出られなかった入居者の方のために施設内をファンランするのだとか。残っていた応援団からも再び歓声が。ハイタッチをして、いざ上階へ。そこにはまた感動的な光景が待っていました。ドアを開けると、手作りの横断幕を手に入居者の皆さんが待っているではありませんか。そして、その入居者の方おひとりも参加して、フロアを1周。ラスト4人でのゴールに一際大きい歓声があがりました。走ってくれた3人は「みんなが応援してくれてすごく嬉しかったし、楽しかった。来年も参加したい!」と話してくれました。
点と点をつなぐというテーマのもとおこなわれた今年のRUN伴。普仁会では人と人の繋がりを強く感じました。